妊娠鹿の保護収容をしています。

4月に入って鹿のお腹の大きさが目立ってきました。

この頃から、奈良の鹿愛護会では、妊娠している鹿を鹿苑に保護収容しています。

保護する理由は、子鹿を産んだお母さん鹿は母性本能がとても強く、子鹿に近づいたりすると怒って攻撃してくることがあります。また、子鹿を触ると人間の匂いがついてしまい、お母さん鹿が子育てをしなくなってしまいます。これらのトラブルを防ぎ、お母さん鹿が安心して分娩出来る様、あらかじめ人が集まる場所を中心に、約200頭を保護しています。

 

鹿を眠らせ運びます。

2015.4.23-5

保護活動中は、危ないので近寄らないようにお願いします。

2015.4.23-4

鹿のケンカ中の写真ですが、出産後のお母さん鹿もこのように立ち上がって前脚で叩いて来る事があります。

2013.6.13