NHK奈良放送局さんのホームページに鹿のコーナーが出来ました!

「奈良」といったら大仏に並んで出てくるのが「鹿」。
都市部で野生の鹿と人間が共存出来ている姿は非常に珍しく、
奈良のシンボルと言える。

このような貴重な「奈良のシカ」を軸にし、地域を盛り上げたい!
もっと「奈良のシカ」の事を知ってもらいたい!

というNHK奈良放送局さんの熱い想いでホームページリニューアルに伴い
「ならシカ」~みるシカ!とるシカ!きょうのシカ!~
というページを作成して下さいました。

ページには「鹿のQ&A」、「奈良の鹿 ここに注意!」のコーナーがあり、
「奈良のシカ」についてわかりやすく学ぶことが出来ます。

そして、「鹿の写真投稿コーナー」では、皆様の鹿の写真を投稿していただけます。
奈良の鹿愛護会も1日1枚掲載する予定です。

これからドンドン新しいコーナーが誕生の予定です。
ぜひ!皆さんNHK奈良放送局さんの「ならシカ」ページをご覧下さい!

愛護会ホームページのトップページの下からNHK奈良放送局さんのページに行けます。

愛護会投稿写真
毎日交代で写真を担当します。
2016.4.15
2016.4.15-2

愛護会会員の皆様ご継続ありがとうございます。&春の活動

4月に入り、会員の皆様に「継続のご案内」を送らせていただいております。
皆様早々のお振込いただき誠にありがとうございます。

順番に会員証をお送りさせていただいておりますので、
お手元に届くまでしばらくお待ち下さい。

皆様によって奈良の鹿愛護会の活動は支えられています。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

 

4月に入り、今年も妊娠鹿の保護収容が始まりました。

出産後の母鹿は、子鹿を守るため、子鹿に近づこうとすると攻撃してくる事があります。
また、子鹿に触ると人間の匂いが付いてしまい、母鹿が子育てをしなくなってしまいます。

そんな、人とのトラブルを避けるため、奈良の鹿愛護会では、
4月から、人と接する所で活動している妊娠鹿を約200頭鹿苑に保護収容しています。

鹿苑にある見学通路から、妊娠鹿達を見学していただけるので、
ぜひお越し下さい。

2015.4.14-2

2015.4.14

ドングリを食べに集まる鹿達

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【鹿苑公開】
時間:10時~16時
休苑日:月曜日、角きり行事前後、他
料金:無料ですが、鹿苑で生活している鹿達の餌代として100円程度の協力金

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奈良公園の桜と鹿

急に暖かくなって奈良公園の桜も満開です!

ピンクとグリーンの中の鹿達とても綺麗です。

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のんびりタイム

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こちらでも

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芝にグリグリ・・・気持ちよさそうです

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「え!見てた??」とでも言ってそうです

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お茶目さん

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好奇心旺盛さん

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毛繕いしてもらってとっても気持ちよさそう。

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結構グイグイします。

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「桜と鹿」を見る事が出来るのはほんの一瞬、

ぜひ奈良公園に遊びにいらして下さいね♪

鹿にポリエチレン袋を食べさせないでください!!

本日パトロール中に、南大門付近でポリエチレン袋を食べている鹿を
別々に2頭見つけ、急いで取り上げました。
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鹿達は、ポリエチレン袋を食べ物だと思って食べてしまいます。

与えなくても、その辺に捨てると、そのゴミを鹿が拾って食べてしまします。
(写真は去年撮影)2016.3.2-7

食べたポリエチレン袋類は消化する事なく胃に溜まり、
大事な栄養を取る事が出来ずに衰弱したり、
雌の場合は、ゴミが体に入っている為、胎児が成長できずに未熟なままで
産まれてきてしまいます。
2015.8.13-4

苦しい思いをする鹿を増やさないで下さい。

ゴミは手に持たず鞄の奥に入れ、各自帰って処分しましょう!!

片岡梅林の梅が見頃です。

奈良公園の中にある片岡梅林の梅が綺麗に咲いています。

この梅林は「鹿と梅」を撮影する事が出来ます。

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ポーズをとってくれる鹿さん(鹿はただ見ているだけですが・・・)
2016.2.15-4

「何かもらえるんじゃないか」とずっと付いてきます。

可愛く撮れたと思って画像を確認すると、なんと!後の鹿がパンフレットを食べてしまっていました!

これはいけません!!急いで取りに行きました。
パンフレットなど紙類は、カバンやポケットに入れているとすぐ抜き取られますので
十分気をつけてください!(鹿が病気になってしまいます)2016.2.15-11

とてもキリッとして野性的ですが、視線の先には鹿せんべいが・・・

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去って行く鹿達。
並んだお尻が可愛いです。なぜか1列になって歩きます。

2016.2.15-6

わいず倶楽部様よりどんぐりいただきました

本日1月19日、【わいず倶楽部】様よりどんぐりを176kgをいただきました。

1月16日(土)246名の会員様と一緒に、大阪の住吉大社で拾ってくださったそうです。

ドングリを計っている時、音を聞きつけて鹿苑の鹿達が欲しそうに見ていました。

2016.1.19

皆様本当にありがとうございました!

2016.1.19-3

2016.1.19-2

牧草柵に堆肥を入れました。

冬は鹿苑の整備や翌年度の準備などを行います。

今日は、牧草柵に堆肥をいれました。
牧草柵は、普段生草を食べることが出来ない鹿苑の鹿達に
草が伸びたら食べさせてあげます。
愛護会では鹿苑の鹿達の糞を半年かけて堆肥にしています。
堆肥を積んで牧草柵へ運びます。
2016.1.12

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堆肥を広げます。
作業をしていると鹿が入ってきます。2016.1.12-3

突然前脚でホリホリし始める鹿。
2016.1.12-4

グリグリグリ~!首をなすりつけます。
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こちらは一生懸命作業をしているのに・・・
2016.1.12-7

鹿はおかまいなしで嬉しそうです。
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職員はせっせと整地、鹿は必死にスリスリ~。どちらも忙しそうです。
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全面に肥料をまき終えました。
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草が生えてくるとこんな感じです!(別の牧草柵の春の様子)
喜んでくれるといいな~♪
2016.1.12-11

2016年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
今年も「奈良のシカ」の為、スタッフ一同努力していきますので
皆様のご支援よろしくお願いいたします。

1月1日~3日の3日間、10時~16時の間に
【奈良のシカ共生愛あいプロジェクト】様主催の募金活動を
春日大社二の鳥居前で行っています。

鹿サポーターズクラブの方々もお手伝いして下さり、
1月1日は、12名で行いました。

とても沢山の皆様が募金をして下さり、
123,410円もの募金が集まりました。
ご協力いただきました皆様本当にありがとうございました!

2日・3日とどうぞよろしくお願いいたします。

2016.1.1-3 2016.1.1 2016.1.1-2

 

 

鹿写真集「しかしか」のご紹介

奈良の鹿愛護会の会員様として
いつもお世話になっている鹿写真家の石井陽子さんの写真集が
発売になりました。

【石井 陽子さんプロフィール】
山口県生まれ。神奈川県在住。
レンズ越しに見える世界に魅せられて、国内外を旅して動物を撮影している。
2011年3月より、奈良、宮島などで人の街に棲み、
人間たちの決めた境界線を軽やかに越えて街を闊歩している鹿たちを捉えたシリーズを開始。

とっても可愛らしい鹿たちの姿が満載の写真集です!
とぼけた表情や、まどろんでいる姿に癒やされること間違いなし!
全国の書店や、Amazonでも注文できるそうです。ぜひチェックしてみてください。

 

また、銀座と大阪のNicon Salonで写真展も開催されますので
あわせてご案内します。

【石井陽子写真展】
『境界線を越えて』

鹿は、自然界のあらゆる動物と同じように、腹を満たし、糞をし、子供を産み育てる。しかし、多くの野生動物と異なるのは、奈良や宮島では鹿が人の街に棲んでいることだ。

奈良公園の鹿は春日大社の「神鹿」との謂れから大切にされ、特別天然記念物として保護されている。宮島でも、かつて鹿は 「ご神使」 として大切に扱われていたという。今も、奈良と宮島で鹿は観光客のアイドルだ。しかし、そのほかの場所では、鹿は農作物や木々を食べる害獣とみなされている。そのため、多くの地方自治体が鹿の頭数管理を実施している。2012年には全国で年間約20万頭近くが狩猟で捕えられたほか、27万頭以上の鹿が「駆除」された。

人の決めた境界線の中では、鹿をペットのように扱い、その外では害獣として駆除するのは人間たちの都合だ。だが、当の鹿たちは人間たちが引いた境界線を軽やかに越えて、街を闊歩している。そんな自由な姿を撮りながら、人が消えた街を鹿たちが占拠する日を夢想する。

銀座Nicon Salon 2016年1月5日(火)~19日(火)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)

大阪Nicon Salon 2016年2月4日(木)~10日(水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)

会期中無休、入場無料

 

 

 

11月末から交通事故が多発しています!!

奈良公園(周辺含む)の鹿の交通事故は毎年約150件、
そのうち死亡してしまう鹿は約100頭もいます。
この数は、当会に通報があった数なので、実際はもっとあると思われます。

交通事故の通報のほとんどは、事故を目撃した地元の方からの通報で、
実際に事故を起こした方からの通報は残念ながらほとんどありません。

「少し当たっただけだから大丈夫」「走って行ったから大丈夫だと思う」
そうではありません。
轢かれてビックリした鹿は足が1本折れていても走りますし、外傷はなくても体の中に衝撃を受けている場合もあります。
道路から離れた所で亡くなっている鹿もいます。

突然飛び出して来るので除けきれず当たってしまうこともあるかもしれません。
しかし、「大丈夫だ」とほっとかずに、愛護会にご連絡ください。
奈良の鹿愛護会では24時間体勢で交通事故などの対応を行っています。

11月末から毎日のように、又、ひどい日では1日に何件も交通事故が発生しています。
下記のことに十分注意して、奈良公園(周辺含む)を走行していただきますようお願い致します。

① 奈良公園は鹿の生息地です。
鹿がいつ飛び出して来ても止まれる速度で走行してください。
② 道路付近で鹿せんべいを与えないで下さい。
③ 1頭だけでなく、数頭横断することがあります。周りを良く見て走行してください。
④ 秋・冬の鹿の毛色は夜になると見えづらいので、十分注意して下さい。

【交通事故連絡先】
奈良の鹿愛護会 0742-22-2388
奈良県警察署  0742-20-0110

 

冬毛の鹿2015.12.11-8

夕方の鹿
2015.12.11-9

横から鹿が飛び出して来るかもしれません!
ゆったりとした気持ちで運転して下さい。
2015.12.11-4

交通事故多発マップ
2015.7.16-7

交通事故で足を失い、鹿苑(保護施設)で生活する鹿
2015.12.11-10

 

鹿達が悲しむ公園にならないように、これからも共に暮らしていけるように
私達人間が気をつけていかなくてはいけません。
2015.12.11-11